シュードラ拍手お礼小話
<攻撃>
リキ 「殺す、あの騎士殺す!」
タツノ「うわーん、リキが怖いぃ」
トキヤ「落ち着けタツノ」
タツノ「え?落ち着かなきゃいけないの俺?」
リキ 「一発だけならまだ間に合うけど、はらませでもしたら」
タツノ「待て待て待て待て、そんな一部のお子様には情操教育に悪い話を平然と昼間からするんじゃない。爽やかに過ごしてる15歳以下の青少年が害される恐れがあります」
トキヤ「だから落ち着けってタツノ」
タツノ「常識的かつモラル的なのは俺やんな!?まず冷静なのは俺の方やんなあ!?」
リキ 「問題はあのエロ騎士の腕力が洒落にならんっちゅう事や」
トキヤ「いや、問題は事が殺人罪になるという事だ」
タツノ「と、トキヤァ。良かった。俺はお前もプッツンしてるんだとばかり」
リキ 「そうやな・・・この際、恥を忍んで闇街に死体処理どうしてるんか探り入れたらどうやろ」
トキヤ「闇街の連中に弱味握られるのは後々不味くねえか」
タツノ「うおおおおおおおおい!!!?」
リキ 「五月蠅いやっちゃなぁ。お前の足らん頭でもっかい考えてみい。昨日やぞ。昨日あのエロ騎士にカクウちゃんはっ、くっ」
タツノ「・・・」
トキヤ「・・・・・・」
リキ 「・・・・・・・・・・・」
タツノ「ヤっちゃおうか」
トキヤ「念のために言っておくがタツノ、言ってるだけだからマジで実行すんなよ」
リキ 「僕は本気やねんけど」
トキヤ「ミア、ちょっと縄取ってきてくんねえ?」
<ガード>
ナルナ「拍手どうも」
ミア 「気温の変化が激しく花粉も飛び交い体調を崩している方も多いでしょうが、いかがお過ごしでしょうか。このたびは拍手、どうもありがとうございました。ところで、ナルナ、どうもは礼じゃないぞ」
カクウ「言いがちですけど、略し過ぎて元の言葉を省いてしまった礼儀の点で悪印象を与えやすい台詞なんですよねぇ。その点、ミア様は時節も踏んでご機嫌も伺ってらっしゃるので模範的で好印象ですよ!」
ナルナ「はいはい」
ミア 「む、反抗的」
カクウ「でもミア様にあえて、あえて指摘させて頂ければ、やはりマイナス面での時節よりも喜び多い内容を挙げての挨拶の方が心を明るく彩る初手の会話がかりになるのではと思います。せっかく華やかなミア様のご尊顔を拝見出来るんですもの。暗い気持ちは蚊帳の外」
ミア 「心得ておくよ、カクウ。ナルナも教わって損は無いぞ。仕事でうまく立ち回るためには外面だってガツガツに固めておくのは貴族と戦うのに必要な盾の1つになるんだからな」
ナルナ「今は貴族より害虫駆除の方が頭痛の種だ」
カクウ「害虫駆除?その名の通りの虫の話じゃないよね?何か厄介事でも出来たの?」
ミア 「本当の駆除なんてするんじゃないぞ。ナルナは微妙な手加減が苦手だからな」
ナルナ「あっちのやり口がエスカレートするようなら保障しかねる。よほど実力差があれば何とかなるが、逆上するからな」
ミア 「だったら挑発するな」
ナルナ「勝手に目撃した後、広めたのは何処の軽口だ。別に最後までやってもいないのに。結局トキヤに乱入されて」
ミア 「見つかるお前が悪い」
カクウ「???」
ナルナ「礼儀よりもチンピラを徹底的にやりこめる手法をご教授願いたいね」
ミア 「他人より当人を口説き落として、当人にどうにかしてもらうのが正攻法だと思うぞ、私は」
ナルナ「うまく口が回る自信が無い」
カクウ「途中から話についていけなくなったわ・・・」
<様子を見る>
カクウ「私達の物語を読んでくれてありがとう。あたしは貴方の心に何か残せたかしら」
ラット「残せるものか。もっと建設的なストーリーにすれば良いものを、わざわざ茨の道でジエンドなど」
カクウ「ら、ラット様どうしてこのような場所に」
ラット「素直に俺の手を取れば全て解決してやったものを。天の星に手を伸ばす月の乙女には地を這う王などに目をくれてやるつもりは無いと言うのか。なんとも惨いじゃないか」
カクウ「そ、そうは言いましても妻だなんて急に言われましても。そのような関係も密な関わりも無かったところからではためらいもしますわ」
ラット「焦がれ千の愛を捧げる地上の声など耳に届かないか。俺の愛は天にかすりもせず墜落。嘆きの言葉さえただ地上を漂うしか無い」
カクウ「ご容赦ください。あたしにはそのような想いを向けられる程の何を為せる価値もございません」
ラット「よくもかわす言葉ばかりが浮かぶもの。これだけ口説いているのに、めった斬りか」
カクウ「口説っ・・・。そのようなつもりでは、あの」
ラット「けして変わらぬ愛だけでは満足出来ない君のために、国を良くしていこうと勤める哀れな君の囚われ人に情けをかけようとは思わないか」
カクウ「お、お、恐れ多いですわ。第一人に頼っていては、あたしの望む未来はかっこたるものになりませんので自力でどうにか努めさせていただきます。ラット様のお口添えは心強く有り難くいただきたい想いです」
ラット「まあ、焦りはしない。これから顔を合わせる機会も十分だ。じっくりといこうじゃないか」
カクウ「じ、じっくり?」
ラット「そう。じっくりと、な」
<悩む>
ナルナ「面倒くさい」
トキヤ「いきなりですね。ちょ、お客さんなんだから少しぐらい愛想ふれません?あー、あー、拍手ありがとうございます!」
ナルナ「俺の表情筋は腐ってるんだ。無理を言うな」
トキヤ「それ態度と言動関係無いですしね!」
ナルナ「お前は表情豊かというか、こウルサいな。外見は地味な割に何処にいても目立つし、戦い方が姑息な割には人受けもいい」
トキヤ「やっぱりコルコット准尉俺のこと嫌いでしょ」
ナルナ「無いものねだりだ。気にするな」
トキヤ「?」
ナルナ「愛想か・・・」
トキヤ「なんですか、実はコンプレッ」
ナルナ「何か言ったか」
<金>
オルゴ「こげな場所来よぉ暇っちゃな」
ミア 「奴隷というのはどうしてそう口が悪い。素直に礼が言えんのか。このような対応で申し訳ない、拍手はありがたく受け取らせていただく」
オルゴ「食べれもんも金ならもん貰て得ばらんが。リアリストっち言うて欲しかね」
ミア 「すぐ食べ物って言う」
オルゴ「いつもば言わりょ程、オイラば姫さんにゅ食い物ねだったらんが。命令従っちょおん給料ば要求は当然やして」
ミア 「きちんと給料は払ってるのに、過剰に請求するのは当然じゃないぞ。そうではなくて、うちのナルナも何かにつけ、これは食い物か、あれは食べるのか、それは食べないのかと、なんでも食べ物に話を繋げるからそれ以外に興味が持てないのかと言っているんだ」
オルゴ「あんスかしょ怪力騎士ば意外に食い意地はりょんな。本能べ忠実じゃゆう点はまんまっちゃ、んでなかが。食い物ば話ぁ貴族にゃ分からんや。生死考えんば贅沢に生きょんよぉけん」
ミア 「そんな深い話を今はしたいわけじゃない。人が気持ちを込めた物をすぐ食ってかかるな、囓るな、あからさまにガッカリしたって顔するなと言っている」
オルゴ「オイラばマシャん方じゃ〜。盗まっとぉ価値見分けようけぇ奴隷ん中や物知りの知性派なん。喜びよぉ、食い物以外も金なりょん」
ミア 「だから、人から貰った物を自分の欲しい物に変えたり横流ししたり・・・ああ、もう!!」
<梅雨>
トキヤ「拍手サンキュー。梅雨は雨の季節だから外に出るのが楽しいな」
カクウ「その挨拶はどうなの?洗濯物は乾かないし、髪は跳ねるし、塗れるし、ドロで服のすそが汚れるし、あんまり嬉しくないんだけど」
トキヤ「乾いた梅雨だったら夏に水が不足するのにノンキに言ってくれるぜ。雨に濡れるの楽しいじゃないか。嵐に雷に大雨。ワクワクしね?」
カクウ「走り回るトキに付き合わされるあたしはガクガクしますー。水の問題なら解決してあげたでしょ。駄目になった炭坑を改造して冬の氷を貯蔵するっていう画期的なあたしの」
トキヤ「あー、はいはい。お陰で涼める昼寝の最高スポットで、氷も食えるし飲み水に困らなくて助かってるよ。カクウもタツノと一緒で発明家気質だよな。家事は出来るし、才能豊かで良い嫁になるよ」
カクウ「あんたに貰い手を消されなきゃね」
トキヤ「俺は男を見る目の無いお前のために追っ払ってやってるんだろ。感謝されこそすれ」
カクウ「独占欲強いだけでしょ、この甘えっ子め」
<一番さん>
トキヤ「やー、いつも拍手してくれる人も初めての人も一見さんもサンキューな!」
カクウ「人気投票あたしにいれてくれた人にもありがとう。頑張り認めてくれる人がいるってだけで凄く嬉しい。貴方のためにもきっとやりとげてみせるから」
トキヤ「そういや、今のところ一番だってな。すげーじゃん」
カクウ「総投票数が少しだっていうだけだと思うけど。ほら、ここ辺境サイトだし」
トキヤ「そういや、とある所からお前にお便りがきてるぞ。えー、『質問があります。爆乳と言われるカクウちゃんは具体的に何カップなんでしょうか』だとさ」
カクウ「・・・・・・・そのハガキ、差出人は一体」
トキヤ「Gカップです」
カクウ「きゃーーーーー!!何、ちょっとトキ、も、何言って」
トキヤ「ちなみにミアはAカップ。最近よくからかわれるが別に俺は貧乳フェチじゃない」
カクウ「勝手に個人情報をばらまくなあああああ!!」
<髪>
トキヤ「拍手サンキュー。暑いよなぁ、夏。城が管理してる地下水路の水を回してくれたら、水浴びも出来て喉も潤って最高なんだろうけど」
カクウ「頭がクラクラする。拍手ありがとう、本当に暑い日が続くねぇ。出かけるときは帽子や日傘はちゃんと使わないとなぁって感じるわ」
トキヤ「陽の光を避けるために子供の頃は夏になると頭に布を巻かれたもんだ」
ミア 「裏街では貧しくて帽子が手に入らないのか」
トキヤ「ミアの髪は長くて暑そうだよなぁ」
カクウ「色素が薄いから涼しげだけど、後髪が細いから」
ミア 「ずっと長いから違いは分からないぞ」
カクウ「裏街で過ごしていると良い洗髪料も手に入りませんし、短く整えてみてはいかがですか?軽くなりますよ、ミア様」
ミア 「髪を切ったぐらいで楽になるものなのか?」
トキヤ「俺は逆にずっと短いからなぁ。ああ、でもカツラかぶってると確かに重い」
ミア 「カツラ?」
カクウ「ああ、変装する時に使ったのですわ」
ミア 「変装?」
トキヤ「女しか入れない場所に潜入したり、ちょいと人目をごまかしたい場合にちょちょいとね」
カクウ「線の細い少年時代だから出来た馬鹿よね。がたいの良い今やったら完全に気持ち悪い」
ミア 「その台詞を是非ナルナの前で言って欲しいぞ、カクウ」
カクウ「あっ・・・」
トキヤ「何、何、何の話だ」
<裏方>
タイセ「わーい、拍手ありがとー。ついでにキャラ投票にどうして僕の項目いれるの遅かったか講義しよー」
ナルナ「・・・・・シュードラ最初は入ってなかったからな」
タイセ「別にいいじゃん、ナル君のけちんぼー。僕だけだよシュードラ初登場。つまり僕だけ仲間はずれだよ。ありえなくない?自分は全シリーズでレギュラーだからってさ」
ナルナ「それを言ったらミアとゴセルバも何気なくレギュラーなんだが」
タイセ「がっつり出てるの自分だけじゃん。本当は僕だってバイシャでもクシャトリヤでもこっそり活躍してたんだよ?裏方でね。可哀想くない?泣いちゃう、えーん」
ナルナ「な、泣くな。飴やるから」
タイセ「そういえば騎士クビになったって本当?僕、出張1人で辛かったんだよね。私兵としてナル君雇ってあげるから一緒に外交行こうよー」
ナルナ「クビじゃない。永久謹慎処分だ。それに今は護衛や雑用をしていて暇なわけじゃない」
タイセ「・・・・・ナルナが友情より愛を取る野郎だなんて思わなかった。見損なったよ。涙出てきた」
ナルナ「遊んでやるからっ」
タイセ「それにしても城もつまんなくなったなぁ。ナル君いねーし、姫様いねーし、ラスちゃん相変わらずだし。もっとしょっちゅう登城すればいいのに。これじゃあ何しに城に行ってるか分からないよ。ラスちゃんに虐められるため?」
ナルナ「仕事だろ」